調査ボーリング
調査ボーリングとは
穴を掘って地盤の状況や地層境界の深度などを調べる際に用いられる地盤調査方法です。
調査ボーリングは地面に円筒形状の孔をあけて、一般的に深さ1mごとに標準貫入試験(N値という強度の計測)を実施して土のサンプルを採取します。これによって、掘っている部分の土質や強度が判断できるというわけです。
なぜ、このような調査をするのかというと、建物下の地盤状況を調べる場合や、杭を打つ場合にどれくらいの深度まで根入れが必要なのかを調べるためです。
地質調査技士とは
一般社団法人全国地質調査業協会連合会が、ボーリングなどの地質調査の現場作業に従事する技術者を対象に検定試験を行い、認定している資格です。
2015年(平成27年)度から、国土交通省により、公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に資する技術者資格に登録されています。